1.8.0

このバージョンの主な変更点

複数のストリームに対応した Web API

以前のリリースで公開したコンポジション機能は、複数のデータソースの場合、新たな処理が必要になります。 詳細は、 Website Integration を参照してください。

Genvid-UI を Bastion-UI および Cluster-UI に変更

genvid-ui サービスは使用できません。Web サイトは、bastion-api と cluster-api で再配信されます。

Genvid Studio がサンプルになりました

Web サイトの分割により、Compose ページに、独自の Web サーバーとその設定に役立つサンプルを追加。プレビューでは、この設定によりサービスをより進化させることができます。詳細は、 Genvid Studio Service セクションを参照してください。

新しい RTMP Ingest サーバー

gvencode エンジンをベースに、RTMP Ingest サーバーを使用して RTMP ソースを Genvid の配信に取り込むことができます。これにより、Webcam またはスクリーン共有画面を配信に簡単に追加でき、Genvid Studio を使用してライブストリームを直接編集したり、変更したりできるようになります。詳細は、 Genvid Ingest sample を参照してください。

新しいメトリクス フィード

statsd プロトコルにより、内部メトリクスの公開を開始しました。オープンソースの時系列プラットフォームである TICK との統合方法を紹介したサンプルも提供しています。詳細は、 Metrics セクションと TICK Integration サンプルを参照してください。

スタンドアロン配信サービス

この機能により、Twitch や Youtube などのサードパーティのライブ配信サービスに依存することなく、開発者は、ストリームをローカルで配信できます。もう YouTube アカウントや Twitch アカウントを設定する必要はありません。この機能は現時点では Chrome 59 以上で動作します。

Unity の HUD を使用せずにカメラによるビデオキャプチャ

Unity3D サンプルを更新し、レンダリングテクスチャでビデオキャプチャを表示するようにしました。アプリケーションの HUD を表示しないで、カメラのフィードから直接キャプチャすることができるようになりました。

その他小さな変更点や修正点

  • [services] Vault をバージョン 0.8.1 に更新。 server AMI の更新が必要です。
  • [openapi/sdk] REST API のすべてのポートを GenvidRESTCSharp ラッパーへ。
  • [toolbox] genvid-bastion log コマンドの引数を修正。
  • [toolbox] 作成済みクラスタでの genvid-ami setup の実行を許可。
  • [toolbox] サービスをタグで検索した時に ConsulTool.get_service が空のリストを返す不具合を修正。このバグが vault の初期化での競合を発生させていました。
  • [toolbox] 使用可能な AMI をリストアップするために genvid-ami list を追加。
  • [openapi] REST API の LogData.logLevel 定義のタイプを修正。
  • [sdk] GENVID_AUDIO_DEVICE 環境変数を使用してオーディオデバイスを選択する機能追加。 wingame AMI の更新が必要です。
  • [composed] オーディオ/ビデオ/データの同期を改善。
  • [services] 合成のパイプラインにフレームグループとセッション名を追加。
  • [genvid-ui] 設定 UI の新しいセクションで、リンク定義の編集、作成、削除が可能。
  • [cluster-api] endpoint GET -> 『/linksdef/{linkID}』 で、リンク定義を取得可能。
  • [sdk] IGenvidClient.onDraw コールバックの IDataFrame.timeCode が廃止され、合成時間ではなく、以前のようにデータのキャプチャ時間を設定できるようになりました。