1.6.0

このバージョンの主な変更点

Unity editor SDK をサポート

スタックが開始されると、Unity editorで再生と停止が使用できるようになります。再生中は、SDK を利用してビデオ、オーディオ、データが適切にストリーミングされます。また、Web ページ上で直接結果を確認することができます。

Cluster API の C# バインディング

Cluster API 用の C# バインディングを作成し、Unity に統合しました。Unity から直接サービスを開始したり停止したり、Genvid UI インターフェイスを開いたりできるようになりました。 その他の機能も近日公開予定です!

Unreal Engine 4 の新しい Genvid プラグイン

新しい Unreal Engine 4 プラグインを提供します。これは、Blueprint コンポーネントを使用して Genvid SDK を公開するプラグインで、従来よりもコードへの負担が軽減されました。以前のリビジョンからアップグレードした場合、以前のものも新しい Genvid.dll で引き続き動作します。したがって、Genvid DLL だけを更新するか、新しい blueprint インターフェイスを使用するか、どちらでも自由に選ぶことができます。

SDK による接続のバックグラウンド処理

ユーザー側からは実感しづらいものの、サービスや SDK の接続切れや中断が起こりにくくなっています。特に、SDK は、構成へのアクセスを含め、サービスへのすべての接続をバックグラウンドで処理します。つまり、サービスを実行せずにゲームを実行でき、 Genvid_Initialize が接続待ちをブロックしてしまうことがなくなりました。ただし、一部の API では、今までのように GenvidStatus_Disconnected エラーが出て失敗する可能性もあります。切断中にストリームが中断された場合でも、各データストリームの最新のデータを保持しています。データ受信は行われず、アノテーションや通知は破棄されますが、サブスクリプションは持続されます。中断時を除き、ストリームが再確立された時に、視聴者にスムーズな視聴体験を提供できます。

その他小さな変更点や修正点

  • [ut4] Unreal Tournament のアップデートを 2017 年 5 月 16 日に公開。
  • [cloud] バージョンが変更されていなくても、最新版の使用を確実に行うため、 DockerTool.RE_DIRTY_VERSION に一致するバージョン番号 (デフォルトでは latestdev 、または [.+]dirty で終わるもの) の Docker イメージは強制的に排除されます。web ジョブの使用方法については、nomad テンプレートを参照してください。
  • Unity サンプルの Json の連番で、カンマの欠落を修正。
  • スクリプトのロギングレベルを設定できるように、GENVID_TOOLBOX_LOGLEVEL の環境変数を追加。
  • AWS サーバーが再起動時に外部 IP アドレスを正しく更新するようになりました。
  • [tools] docker-machine を v0.12.2 にアップデート。AWS での AMI の作成修正。