1.31.0

主な修正と変更

クリーンインストール

Microsoft Visual C++ Build Tools 2015 がインストールされていないコンピュータにインストールを行うと、 A setup package is either missing or damaged (セットアップパッケージが存在しない、または破損しています) というエラーメッセージが表示される問題を修正しました。

その他変更点や修正点

  • [解説書] リリース、アップグレードに関する注意事項のページを減らすことにより、検索結果を改善。
  • [解説書] UT4 cloud の解説書で無効なパスを訂正。プロジェクトをビルドできるようになりました。
  • [ツールボックス] genvid-azure-image ツールの create-images コマンドを改良し、中間イメージリソースとインポートされた VHD blob を完了後に削除するようにしました。この処理をスキップして、中間リソースを保持するには、新たに追加された --keep-intermediate-resources オプションを使用してください。
  • [ツールボックス] genvid-azure-image ツールの create-images コマンドを改良し、現在ログインしている Azure CLI サブスクリプションからアクセス可能なプライベート blob ストレージコンテナで動作するようになりました。
  • [ツールボックス] genvid-bastion を改良し、 GENVID_BASTION_CONFIG_FOLDER のコンテンツから設定を読み込むようになりました。
  • [ツールボックス] 環境変数 GENVID_BASTION_CONFIG_FOLDERGENVID_BASTION_JOB_TEMPLATE_FOLDER を追加し、 genvid-bastion コマンドがジョブ設定を探す場所を設定できるようになりました。メンバー genvid.toolbox.RuntimeTool.template_dir を廃止し、 GENVID_BASTION_JOB_TEMPLATE_FOLDER に変更。
  • [ツールボックス] genvid-sdk load-config-sdk にフォルダから設定を読み込む機能の追加。新しいフォルダ {ROOTDIR}/local-services を作成しローカル services.nomad.tmpl{ROOTDIR}/bastion-services/templates から {ROOTDIR}/local-services/templates 移動しました。
  • [ツールボックス] genvid-sdk -c {clusterid} setup を改良し、フォルダ ROOTDIR/cloud-services/setup から設定を読み込むようになりました。
  • [ツールボックス] リモートクラスタの初期設定を改良し、クラスタ設定にログを追加しました。
  • [ツールボックス] SDK.update_config メソッドを ProjectTool ベースクラスに移動し、使いやすさを向上。メソッドのシグネチャーも変更されています。詳しくは、アップグレードに関する注意事項をご覧ください。
  • [ツールボックス] genvid-bastion 相当のコマンドと同じ動作を行う genvid-sdk env コマンドを追加。
  • [ツールボックス] クラスタを管理する Cluster API のバージョンを表示する genvid-sdk cluster-version を追加 (以前は genvid-sdk version の関数でしたが、ツールボックスのバージョンを返すようになりました)。
  • [composed] ゲームの接続が失われた時にクラッシュが発生する問題を修正。
  • [gvencode] ClusterUI であり得ないチャンネルやキーを付与するとシステムがクラッシュする問題を修正。
  • [gvencode] テンプレートにコーデックが定義されていない場合、ビデオ設定に無効な値が渡される問題を修正。
  • [gvencode] Cluster API Health の呼び出しが多すぎて、 composeD と GVencode の間の接続がブロックされるネットワークの問題を修正。
  • [studio] ユーザーがシーン名を編集すると、ビデオミキサーのソースフィールドのドロップダウンメニューが空白になる問題を修正。
  • [cube-sample] DirectX サンプルのコンパイル時に警告が発生する問題を修正。
  • [bastion-api] レンダリング環境に CLUSTER_ID を渡すように、クラスタの設定ジョブテンプレートを改善。
  • [nats] nats-window パッケージの名前を nats-windows に修正し、タグ付けに NATS バージョンを使用するようにしました。ジョブ名、タスク名、ログ名にも影響します。
  • [nats] nats-windows タスクをクラウドの nats ジョブに組み込みました。
  • [nats] NATS サーバーが常に設定ファイルを再読み込みしているため、クラッシュする可能性がある問題を修正。
  • [nats] NATS Linux を改良し、NATS Windows バージョンと同期させました。
  • [cluster-ui] services/leaf/compression フィールドに、 truefalse とは別に空の選択肢が表示される問題を修正。
  • [cluster-ui, bastion-ui] ユーザーが UI のドキュメントリンクにアクセスすると、Page not found error のエラーが表示される問題を修正。