1.0.0

このバージョンの主な変更点

適切なインストーラの使用

Zip アーカイブから適切なインストーラに変更しました。

ローカルスクリプトの統合

クラウド サポートに向けて、 ut4.py および tutorial.py は、両方の処理を行う、単一のスクリプト local.py に変更になります。 詳細については、 Quick Tour Guide セクションを参照してください。

ログの新しいオプション

Nomad 0.5.1 へアップデートすることで、ログを追跡して、tail のみを取得する新しいオプションが追加されます。 nomad-ui (Hashi UI と呼びます) のインターフェイスは、ジョブ内のファイルをチェックすることができます。

アノテーションと通知サポート

このバージョンで、アノテーション (時間が指定されたゲームイベント) と通知 (即時メッセージパッシング) に初めて対応しています。

コマンドチャンネル

この Genvid SDK バージョンでコマンドが初めてサポートされています。コマンドは、このチャンネルでアプリケーションからゲームに送信されます。この機能のデモンストレーションについては、チュートリアルの新しい admin ページを参照してください。

オーディオ サポート

オーディオのキャプチャ、ライブ配信が初めて実装されました。デフォルトでは無効になっていますが、設定ファイルで genvid.encode.input.silent = false を設定することで有効にすることができます。アプリケーションがバックグラウンドで実行されている場合、UE4 は無音になります。

Genvid_Connect()/Genvid_Disconnect() の廃止

内部仕様の変更により、ネイティブ SDK の Genvid_Connect()Genvid_Disconnect() 呼び出しを廃止しました。Genvid サービスへの接続は Genvid_Initialize() で行います。

Genvid_setParameter*()/Genvid_getParameter*() ルーチンへの変更

setParameteri()setParameterInt() に、 setParameterf()setParameterFloat() に、 setParameterp()setParameterPointer() に変更されました。じ変更は getParameter*() でも行っています。文字列として値を取得するため、新たに getParameterUTF8() ルーチンを作成しました。さまざまな getParameter*() ルーチンは、ストリーム ID に "genvid.kv" を指定することで、Consul key:value ストアからシステム値を取得できるようになりました。

クラウド デプロイのサポート (ベータ版)

今回のバージョンには、AWS へのデプロイ サポートのベータ版が含まれていす。 サポートは、現在の SDK と同じ場所にある補足パッケージ Genvid SDK Cloud Solution に含まれています。

本バージョンのバグ修正

Nomad-ui がログなどのファイルを表示できるようになりました。

Nomad 0.5.1 へのアップグレードにより、 nomad-ui (現在の名称 Hashi UI) が、アロケーションディレクトリの中身を正しく表示できるようになりました。

バイナリパスに、スペースが使用できるようになりました。

Nomad の厳格な検証ルール のため、ジョブで使用する実行ファイルのパスを指定する際に、スペースは使用できません。Genvid の優秀なチームのおかげでこの問題は解決しました。適切な場所に引数を使うのを忘れないでください。

ネイティブ SDK の大幅なメモリ消費の問題を修正

Native SDK がサービスとの接続を失うと、ビデオフレームがキューに入れられ、仮想メモリの空間が少なくなり、システムが応答しなくなります。RAM の総使用量は制限されますが、フレーム落ちが発生する可能性があります。