1.21.0
このバージョンの主な変更点
Twitch Extension サンプル
Genvid SDK が、Twitch Extension Developer Rig をサポートするようになりました。リグを使用するための開発環境のセットアップ方法の詳細については、Twitch Extension 開発サンプルの解説書を参照してください。
Terraform プロバイダ
Genvid SDK が Terraform プロバイダのカスタマイズをサポートするようになりました (https://www.terraform.io/docs/providers/)。プロバイダは、API の相互効果を理解し、リソースを Terraform に公開する必要があります。この新機能により、プロバイダ設定を構成し、使用するプロバイダの特定のバージョンを設定できるようになりました。この機能の詳細については、Genvid SDK 解説書の「クラスタの使用」の「クラウド環境ガイド」および「Terraform プロバイダ」セクションを参照してください。
その他小さな変更点や修正点
[bastion-ui] Terraform 設定でブラウザの戻るボタンをクリックしてもエラーが表示されなくなりました。
[cluster-ui] クラスタが使用しているすべての S3 イメージの Cluster-UI のリストを表示できるようになりました。
[cluster-ui] ストリームの開始を待っている間に、ロード中であることを示すスピナーを追加。
[nats] NATS サーバーをバージョン 2.0.4 にアップグレード。
[nats] NATS が、Cluster-UI Jobs ページに表示されないスタンドアロンサービスとして開始されるようになりました。
[nats] Genvid SDK が NATS のエラーに対応できるようになりました。
[studio] トランジションがビジーの際に破棄されず、待機するようになりました。
[studio] 編集ダッシュボード切り替え時のオーディオミキサーからのエラーメッセージを修正しました。
[terraform] Terraform コマンドページの 'INIT' ボタンで、モジュールの再インポートを行うことなくプランの初期化ができるようになりました。
[terraform] Terraform 設定のブール値のサポートを修正。
[Toolbox] 重大度別にヘルスチェックを並べ替えました。
[Toolbox] genvid-clusters コマンドにフィルタ処理を追加。
[Toolbox] 指定インスタンスの Terraform 作業ディレクトリを再生成できる BastionAPI.terraform_regenerate_instance を追加。
[Toolbox] SDKが、ユニークなパスを作成するためにバックエンド構成で使用される新しいクラスタごとに UUID を生成するようになりました。これにより、S3 のようなバックエンドを使用して以前のクラスタと同じ名前の新しいクラスタを作成するときに、名前の競合を回避できます。
[Toolbox] クラスタが実行されていないと genvid-sdk upload-images が動作しない不具合を修正。
[Toolbox] sdk.py の upload_images* メソッドの安定性を高めるため、デフォルトではすべての場合に構成をアップデートしないように変更。
[Toolbox] sdk.py の update_images_config メソッドを追加し、クラスタのイメージ構成を更新できるようになりました。
[Toolbox] 新しい GENVID_VERBOSE_EXCEPTIONS 環境変数を追加。例外が発生した際に、完全なスタックトレースを出力できるようになりました。
[Toolbox] ZIP ファイルやフォルダに、genvid-sdk package コマンドを追加。
[Toolbox] docker イメージをパッケージする genvid-sdk docker-package コマンドを追加。
[Toolbox] genvid-bastion install コマンドの安定性を改善し、フェールオーバーの競合状態を回避できるようになりました。
[Toolbox] クローンクラスタに初めて読み込む際の Terraform init を修正。
[ue4] 設定を複数回連続して保存しても、複数の成功メッセージが表示されなくなりました。
[vault] 複数の Vault インスタンスがある場合の Vault 初期化を修正。