1.18.0¶
このバージョンの主な変更点¶
Unity Streaming 免除¶
2018 年 9 月 1 日~ 2019 年 8 月 30 日から、ストリーミング期間(2021 年 8 月 30 日)まで継続してストリーミングされる、Unity Projects のインタラクティブライブ配信に Genvid SDK を初期状態で使用している場合に限り、Unity Streaming Restrictions は免除されます。Unity は、Genvid および、それによって恩恵を受ける開発者に対し、この Streaming Restriction 免除の照会の権限を与えるものとします。さらに、Unity は、承認を必要とする開発者に対し、この免除の存在を直接リクエストすることに合意します。当該リクエストは Unity に対して行ってください。
Terraform 統合の改善¶
Bastion UI において、Terraform の対応の改善を引き続き行っています。
- Terraform の作業ディレクトリの状態を Consul に保存するように変更し、安定性と自由度が大幅に向上しました。
- 既存クラスタのクローンを作成した新しいクラスタを作るオプションを追加しました。
- Terraform 変数の新しいエディタには、変数の説明が含まれており、デフォルト値を一覧表示し、オーバーライドする際にグローバル設定の変数をハイライトします。
- 値を JSON ファイルとしてダウンロードすることもできます。JSON ファイルを Terraform 変数エディタにドラッグ&ドロップして、複数の値を一度に変更することができます。
Studio での配信 On air¶
配信は、Studio インターフェイスで、新しい配信ウィジェットを使用して有効、無効の切り替えができます。
broadcast/enable
Genvid 設定で、スタートアップのデフォルトモードを設定することができます。配信を即座に開始するには、デフォルト (true
) を設定します。
その他小さな変更点や修正点¶
- [sdk] Turbo JPEG 圧縮関連の Frameprocessor の競合状態を修正しました。
- [sdk] サウンドレベル 0 でゲームを実行したときの、gvencode のメモリ暴走を修正しました。
- [sdk] null のパラメータを提供するビデオの送信時エラーが発生し、swapchain が設定されない問題を修正しました。
- [web-sdk] ブラウザディストリビューションに
genvidMath
のグローバルシンボルを再び追加しました。 - [web-sdk] websocket のタイムアウトを
IGenvidConfig
クラスで調整できるようにし、デフォルト値を 1 から 30 秒に変更しました。これにより、複数のプロキシ、VPN、遠距離接続時のソケットの接続切れの問題を軽減できるはずです。 - [web-sdk]
genvidFactory
TypeScript 定義ファイルを追加し、UMD を使用してすべてのモジュールを再パッケージ化しました。 - [toolbox] すべてのクラスタに適用されていた、ツールボックス (
Clusters.terraform_init
とgenvid-clusters terraform-init
コマンド) の Terraform_init メソッドを修正しました。 - [terraform] 基本クラスタ設定から、NAT ゲートウェイ作成を削除しました。
- [ingest] 安定性を向上し、ネットワークが混雑している場合の Ingest のラグを軽減しました。
- [bastion-api]
bastion/terraform/instances/{instanceId}/tfvars/default
がデフォルト値でグローバル設定を採用するようになりました。 - [bastion-ui] Terraform の構成コマンドページで、ボタンとコマンドの動作を修正しました。
- [bastion-ui] Terraform の構成コマンドのページで、下向きの矢印をクリックしても、モジュール選択のスクロールバーが消えなくなりました。
- [bastion-ui] Terraform ページで、その他の構成がバックエンドとステータスを正しく表示するように修正しました。
- [unity build] Unity 2018 のビルドシステムで作成された新規フォルダのコピーする際の python スクリプトの不具合を修正しました。
- [unity prefab] コンソールに表示する Genvid SDK のログ数を増やすチェックボックスを追加しました。
- [ue4 rest api] UE4 Rest API を更新し、多くのデータを利用できるようにしました。
- [studio] ビデオモニタがフリーズする不具合を修正しました。
- [studio] 1080p/60FPS にコンポジションを最適化しました。
- [studio] ソースのオフセットが -10 ~ 10 秒の値に対応するようになりました。オーディオ、ビデオ両方のフレームが正確になるように、最適化を行いました。
- [studio-ui] ナビゲーションを改善しました。Studio-UI を再起動したときに、直前にアクティブだったダッシュボードが表示されます。
- [unity sample] YouTube 使用時に、Admin ページでデータが表示されない不具合を修正しました。
- [tick sample] TICK サンプルの
download
およびsetup
コマンドを冗長にしました。 - [statsd] statsd のアドレスが変わったときに、サービスが statsd に動的に再接続するようになりました。