クラウド環境の作成

ゲームで Genvid SDK を使用するには、Genvid クラスタサービスを実行するクラウド環境が必要となります。Azure アカウントの設定から始まり、新しい環境を使用するための準備に必要なすべての手順をご案内します。

重要

Genvid SDK には、Microsoft Azure、Amazon Web Services (AWS) でクラスタを管理するために必要な Terraform テンプレートが含まれています。他のサービスプロバイダ (Google Cloud など) を使用する場合の設定方法については、直接お問い合わせ ください。

初めてクラスタを構築するには、約 1 時間かかります。作成したクラスタは、チームの他のユーザーと共有することができます。

はじめに

Azure で実行するには、まず、Azure へのアクセスが有効になっている Microsoft アカウントが必要です。Genvid Technologies は、お客様のアカウントでの課金については一切責任を負いませんのでご注意ください。

アカウントの設定の詳細については Azure portal を参照してください。

Azure へのサインイン

Azure アカウントを作成したら、ローカルマシンで Azure コマンドラインインターフェイス (CLI) を設定します。ブラウザページを開き、Azure リソース上で CLI が操作できるように認証を行います。

az login

詳細は Azure Web サイトの Get started with Azure CLI を参照してください。

オプション: 特定のストレージアカウントを使用する環境を設定する

デフォルトでは、Genvid SDK は画像をアップロードする際にストレージ アカウントを自動的に作成します。ツールボックス コマンドの実行に使用するコマンドプロンプトから AZURE_STORAGE_ACCOUNT 環境変数を設定すれば、オーバーライドすることができます。これは、Azure 環境と通信するコマンドを実行するたびに行う必要があります。

AZURE_STORAGE_ACCOUNT には、使用するストレージアカウントの名前を設定する必要があります。たとえば、ストレージアカウントの名前が genvidtechimages の場合、AZURE_STORAGE_ACCOUNTgenvidtechimages に設定する必要があります。

Azure ストレージアカウント名の要件:

  • 3 ~ 24 文字。
  • 数字と小文字のみを含むもの
  • 別の Azure ストレージアカウントと同一でないもの

ストレージアカウントが作成されるリソースグループは、デフォルトで Genvidtech に設定されています。オーバーライドするには、ツールボックスコマンドの実行に使用されるコマンドプロンプトから AZURE_STORAGE_ACCOUNT 環境変数を設定します。これは、Azure 環境と通信するコマンドを実行するたびに行う必要があります。