クラウドの SDK

クラスタが作成できたら、SDK とプロジェクトをアップロードする必要があります。

クラスタに SDK を読み込む

クラウドにプロジェクトを読み込むには、始めに SDK のイメージを s3 バケットにアップロードします。この処理には少し時間がかかる可能性がありますが、bastion ごとに 1 度実行するだけで、同じイメージが各クラスで使用されます。

genvid-sdk upload-images-sdk

次に、SDK の設定を行います。

genvid-sdk -c myclusterid setup

これで Cluster-UI でサービスが利用可能になります。次のコマンドで、Cluster-UI を開くことができます。

genvid-sdk -c myclusterid monitor

ジョブリストは空ですが、一番上にノードリストが確認できます。game ノードのように、ノードが表示されるまで時間がかかる場合があります。Windows サーバーでは、構成が完了するまでに最大 55 分かかる場合がありますが、平均で 15 から 25 分程度です。時間が経っても表示されない場合は、クラウドプロバイダでノードが表示されるか、またその他の問題がないかを確認してください。

すべてのノードが使用できない場合でも、SDK の構成をクラスタに読み込むことができます:

genvid-sdk -c myclusterid load-config-sdk

SDK の定義が読み込まれ、1 つのジョブ : services が登録されます。

クラウドのチュートリアルサンプルを作成する

Docker ホストが正しく設定されている場合、チュートリアルのイメージをビルドできます(詳細は、 Docker の構築 を参照してください)。

  1. ビルドの準備をします。

    py tutorial.py prepare
    
  2. プロジェクトと Web サイトを構築します。

    py tutorial.py build-cloud
    
  3. イメージを読み込んで、プロジェクト定義を読み込みます。

    py tutorial.py -c myclusterid upload-images --update-config
    py tutorial.py -c myclusterid load
    

    この手順を実行すると、イメージが S3 で使用可能となり、プロジェクト設定がクラウドに読み込まれます。

  4. Jobs のページを開きます。

    genvid-sdk -c myclusterid monitor
    
  5. Start all ボタンをクリックします。

  6. Tutorial Demo のリンクをクリックします。

  7. すべてが正しく動作していることを確認します。

完了したら、Stop All ボタンをクリックして、サービスを停止します。

Unity サンプルUnreal Cube サンプル は、同様の手順で、クラウドで実行可能です。