12月 2, 2021

Apocalypse Studios の新作 RPG「Deadhaus Sonata」は、ライブストリーミングの視聴者にゲームマスターの役目を与える革新のコンテンツ


カナダで高い評価を受けている開発者であり、Apocalypse Studiosの創設者であるDenis Dyack氏は、ゲーム業界が新たなパラダイムシフトの幕開けを迎えていると考えています。 近日リリース予定の新タイトル「Deadhaus Sonata」で、そうしたエキサイティングな未来が切り拓かれることになります。深みのある、ストーリー主導の基本プレイ無料の協力型アクションRPGであるこのタイトルは、新たな領域に一歩踏み込む内容となっています。 Genvid SDKを採用した「Deadhaus Sonata」は、全く新しいレベルのライブストリーミング機能を統合しており、プレイヤー体験が大幅に向上されているだけでなく、視聴者は受動的に観察する立場から現実の参加者へと変わり、ゲームのストーリーや結果に直接的かつ即座に影響を与えることができます。

Deadhaus Sonata」は、2021年にPCをはじめとする各種プラットフォームでリリースされる予定です。 本作では、ライブストリーミング・ゲームの未来の一端を垣間見ることができます。ここではプレイヤーと視聴者が、随時生成されていく生きたストーリーを形成する役目を果たし、AIによって動かされるコンテンツやキャラクターに代わって、スポンテイニアスで予測不可能なリアルタイムのアクションや言動を、その場その場で生み出していくことになります。

Deadhaus Sonata」では、プレイヤーはアンデッドのアンチヒーローとなります。それに対し、ライブストリーミングの視聴者は、罠を発動させたり、モンスターを出現させるなど、ゲームマスターになり代わって進行役を果たし、ストリーミングを介してゲームプレイに影響を与えます。 視聴者は、プレイヤーが進むべき道を隠したり、出現させたり、パズルを解いてプレイヤーの使う新しい武器をアンロックすることもできます。 最終的には視聴者は「メタ上の権威者」の役割を負い、キャラクターのクラスや属性その他を通じてプレイヤーの特定の一派を支援していくことになります。

エターナルダークネス ―招かれた13人―」や「ケイン・ザ・バンパイア」などのゲームで知られるDyack氏は、革新的なゲーム開発で有名です。「Deadhaus Sonata」で、ベテランである氏は好奇心旺盛な新米デザイナーのような初心に立ち返り、新境地を開拓しています。

Dyack氏はこう述べています。「『Deadhaus Sonata』は、Genvidの技術を用いることで、これまで誰も成し得なかった方法でゲーム開発の可能性を広げることになりました。 ライブストリーミングの視聴者は、アクションを見るだけではなく、ストーリー展開に対して重要な役割を果たし、あらゆる場面でアクションに影響を及ぼすことができます。プレイヤーも視聴者も、Genvid SDKがもたらすインタラクティブ性と深みに圧倒されることでしょう」

Amazon Lumberyard上に構築された「Deadhaus Sonata」には、 3つの重要な領域が盛り込まれています。その3つとは、ストーリー、ソーシャルメディア上のエージェント、コミュニティ主導のコンテンツです。 これらはすべて、Genvidのテクノロジーが活かされています。 本作では、3つの領域それぞれにおいて、インタラクティブなライブストリーミングの視聴者がAIコンテンツを補完することを前提としてひとつひとつのデザインが決定されており、 and players on a perpetual basis. 視聴者にもプレイヤーにも、新鮮でダイナミックなコンテンツが永続的に届けられることとなります。

Dyack氏が昨年末にGenvidチームと初めて会ったとき、クラウドゲーミングとライブストリーミングの未来に対して共通の見解を持っていることがわかり、お互いに意気投合しました。 Dyack氏は、観客が体験に参加できる古典的で壮大なギリシャ劇からヒントを得て、そこに現代的なひねりを加えることを思いつきました。Genvidのクラウド上での新次元のインタラクション性は、そうした豊かで予測不可能なストーリーや筋の展開を驚くべき形で実現させてくれるものでした。

Dyack氏は、ストーリー主導の無料ゲームはほとんど存在しないと考えていますが、「Deadhaus Sonata」で、全く新しいメディアを通じてそうした状況を変えたいと望んでいました。重層的な、参加型のゲームプレイに適したメディアを通じで、多くのプレイヤーと観客を引き込むことを求めていました。 それを実現する上で、Genvid Technologiesは理想的なソリューションを提供することができました。

Dyack氏は、Genvidの使いやすいSDK、バックエンドでの技術的専門性の高さ、クリーンなコード、そして実践的なハンズオンサポートが、統合プロセスを容易にしてくれたと語っています。 今では、Dyack氏とチームは、よりクリエイティブな面に集中できています。 全体的な効率性の高さも大きく影響することとなりました。

Dyack氏によると、Genvidを使って完全に機能するデモ を立ち上げるのに約2ヶ月しかかからなかったものが、それがなければ、Twitchのみに限っても、最低5人のエンジニアで1年の開発期間が必要だっただろうとのことです。 「YouTubeのような他のライブストリーミング・プラットフォームへの統合は私たちの守備範囲外でしたが、これからはどのプラットフォームにも対応できるようになります。ゲーム開発プロセス全体で、削減できたコストは数百万ドル単位になるでしょう」

また、Apocalypse Studiosのような開発会社にとっては、今まで存在しなかった新しい収益源が開かれることになります。 例えば、現在のストリーミング内広告はジェネリックなもので、収益は全額ほかの会社が得ることになります。 「Deadhaus Sonata」では、広告やその他のスポンサーコンテンツをライブストリーミングで配信できるため、視聴者はカスタマイズされた広告・マーケティングコンテンツに触れることになり、また開発会社は直接収益を得ることができます。

開発者として、生涯を通じたプレイヤーとして、Dyack氏は他のオンラインゲームも頻繁にプレイしています。「World of Warcraft」や「Eve Online」のような大規模な環境でも、新作インディータイトルでも、観客のリアクションについてメモを取っており、それが自身の開発プロセスや選択肢を選ぶ上で参考になることが多々あると言っています。 「Deadhuas Sonata」と同様に、そうしたさまざまなタイトルについても、Genvidのテクノロジーを援用することでさらに魅力的なプレイ体験を実現し得るとDyack氏は感じています。