1.13.0 から 1.14.0 へのアップグレード¶
警告
1.14.0 には、以前のバージョンとの互換性を持つ Consul が付属しています。現在の bastion の情報を保持するには、更新手順に従ってください。
Bastion の更新¶
SDK の本バージョンには、最新版の Consul が含まれており、スタックおよび bastion の安定性が強化されています。旧バージョンの bastion を最新版にアップグレードするには、実行中の bastion の指示に従ってください。
注釈
何も保持せずにアップグレードを行うには、genvid-bastion reinstall --reconfigure -c
を実行してください。古い設定をクリアして、新しいサービスがインストールされます。
バックアップを作成する。
genvid-bastion には制限付きバックアップ機能が含まれています。bastion をアップグレードするには、bastion が以前の SDK で実行されていることを確認して、バックアップを作成します。
bastion が依然の SDK で実行されていることを確認します。Old SDK> py install-toolbox.py
Old SDK> genvid-bastion install
新規 SDK に切り替える。New SDK> py install-toolbox.py
New SDK> genvid-bastion backup backup.zip
backup.zip
以下に、最小バックアップを作成します。新しい SDK で Bastion をインストールする。
New SDK> genvid-bastion reinstall --reconfigure -uml -b mybastion --backup backup.zip
backup.zip
は、前の工程で作成したバックアップファイルです。bastion の最新版には Bastion ID が必要です。bastion の更新後、-b
で bastion ID を設定します。クラスタを再インストールする。
実行中のクラスタがある場合には、初期化する必要があります。
New SDK> genvid-clusters terraform-init --all
Bastion は ID を設定する必要があります¶
genvid-clusters global-update mybastion
genvid-bastion install -b mybastion -uml
- 3 ~ 32 文字。
- 小文字、数字、ハイフンのみで構成。
- 冒頭は必ず小文字のアルファベット。
Bastion Global ソースと instanceID パラメータは非推奨となりました¶
使用している場合、カスタムクラスタに変更することをお勧めします。
アーティファクトのイメージは、現在、bastion のより、単一バケットにアップロードされます。¶
デフォルトでは、イメージは bastion と共通のバケットにアップロードされます。デフォルトのバケットは AWS Account ID-Bastion ID
です。SDK イメージは、/images/SDK-version
に、その他のイメージ (サンプルなど) は /images/custom
に保存されます。
テンプレートジョブや他の場所のパスを直接参照している場合を除き、更新には何も必要ありません(設定はそれに応じて更新されます)。
この変更に関連して、terraform モジュール genvid/aws
の``images_bucket`` が無くなりました。変数が使用されなくなったため、モジュール定義を参照している場合は必ず更新してください。
Bastion UI の新しい Terraform ワークフロー¶
Bastion UI によって、適切な Terraform ワークフローが適用されます。適用ボタンは、以前にユーザーによって検証されたプランに適用されます。自動認可されたインフラストラクチャを適用することはできません。破壊操作も同様です。
Terraform モジュールの設定と構成がより簡単になりました¶
Terraform モジュールは完全に作り直されているため 、クラウド内の既存のクラスタを新しい Terraform モジュールにアップグレードするのではなく、SDK 1.14/basic/cluster
構成を使用して新しいクラスタを作成することをお勧めします。
目立たない変更点としては、game_az
設定は force_az
に変更されているため、完全に書き換える必要があります。
例:
game_az = "b"
region = "us-east-1"
次のように変更します
force_az = "us-east-1b"
region = "us-east-1" // Same as before.