仮想環境¶
仮想環境は、Python プロジェクトのための隔離された環境を作成するために使用されるツールです。他のすべてのプロジェクトがどのような依存関係を持っているかに関係なく、各プロジェクトが独自の依存関係を持つことができます。
詳細は https://docs.python.org/3/tutorial/venv.html を参照してください。
Python のインストール¶
python が既にインストールされているかを確認するには、シェルに移動して実行してください。
py --version
注釈
python 2 をインストールしている場合は、2.7.4 で返されたデフォルト値を使用します。デフォルトでどのバージョンの python 3 を使用しているかを確認するには、以下を実行してください。
py -3 --version
バージョン 3.5.x または 3.8.x が返された場合は、引き続き仮想環境の作成を行ってください。それ以外の場合は、https://www.python.org/downloads/から python 3.5.x または 3.8.x をダウンロードしてください。
仮想環境を作成する¶
新しい仮想環境を作成するには、以下を実行します。
py -3.8 -m venv <DESTINATION>
Python 3.8.0 を使用して、指定したディレクトリに新しい仮想環境が作成されます (Python 3.5.x をインストールする必要がある場合は、-3.5 を使用してください)。
仮想環境は対象ディレクトリ内にセルフインクルードされており、使用するには明示的にアクティブにする必要があります。
仮想環境を有効にする¶
アクティブにするには、シェルごとに異なるスクリプトを実行する必要があります。
Windows / bash
source <DESTINATION>/Scripts/activate
Windows / cmd
<DESTINATION>/Scripts/activate.bat
Windows / powershell
. <DESTINATION>/Scripts/activate.ps1
Linux / 任意 (注意 : 現時点では Linux をサポートしていません)
source <DESTINATION>/bin/activate
仮想環境が有効になると、端末の左側に仮想環境の名前が表示されます。これにより、仮想環境が現在アクティブであることがわかります。