Unity 統合のベストプラクティス¶
このセクションでは、Genvid Unity プレハブを動作させるためのベストプラクティスについて説明します。
In This Section
Genvid プレハブのルートシーンの使用¶
ルートシーンは、Genvid プレハブがアプリケーション内に 1 回だけ存在することを保証します。 これは Genvid プレハブをシーン間で保持するため、他のシーンに配置する必要はありません。 Genvid プレハブのインスタンスが複数ある場合、ストリームに関するさまざまな問題を引き起こします。
DirectX 11 を使用するアプリケーションのビルド¶
Genvid プレハブビデオキャプチャは、DirectX 11 でのみ動作するため、アプリケーションの実行中に使用する必要があります。ゲームに DirectX 11 を使用させるには、オプション -force-d3d11
を指定して実行しますが、通常は必要ありません。
HUD を表示または非表示にするための、正しいタイプのビデオキャプチャを使用¶
Automatic
ビデオキャプチャを使用すると、HUD が表示されます。Texture
ビデオキャプチャを使用する場合、HUD は表示されません。
Genvid スタックが停止している場合にのみアプリケーションをビルドする¶
Genvid スタックが実行されているときは、サービスを実行するために Genvid.dll を使用します。スタック実行中にビルドを実行すると、ファイルが正しくコピーされない可能性があります。Cluster-UI モニタ画面または Unity 内の Genvid Cluster-api ウィンドウからアプリケーションを使ってビルドを実行する前に、すべてのジョブを停止してください。
推奨設定¶
- 最良のストリーミング環境を実現するために、以下の設定での使用をお勧めします。
- vsyncを無効にする。
- 画質設定に進む。
V Sync Count
を検索し、Don't Sync
に設定します。
AudioManager
で、オーディオのDSP Buffer Size
をGood latency
に設定します。- アプリケーションのFPSは30または60に設定してください。
- それ以上のオーディオの変換、処理、コピーをしないために、
Audio Format
F32LE
を使用します。 - ガベージコレクタの呼び出しを制限し、スレッドを停滞させるため、新規の割り当ては最小限にとどめる。
- 最新の最適化の恩恵を受けるには、最新のC# SDK Wrapperをご利用ください。
- セットアップを行う場所に応じて、
Audio Mode
を選択してください。- ローカル環境では、
unity
はループバックキャプチャを回避し、開発モード用によく設計されています。 - クラウド上では、
Wasapi
が最適な遅延と安定性を提供するので、プロダクションモードでオーディオをキャプチャするのに最適な方法です。
- ローカル環境では、
- vsyncを無効にする。