1.2.0 から 1.3.0 へアップグレード

Genvid プロジェクトのアップグレード

Genvid Project を、よりシンプルなデザインへとアップデートし、プロセスの一部の要素を非推奨としました。アップデート方法は簡単になりました。

version 番号を更新する

バージョン番号を、新機能をサポートする最初のリリースのバージョン番号と一致させました。以下のように変更する必要があります。

version = "1.1"

次の内容に書き換えます。

version = "1.3.0"

binary 要素をすべて差し替える

binary 要素は、シンプルな config 要素に置き換えます。指定パスが開始時に自動で絶対パスに変更されなくなりましたが、consul-template plugin を使用することで実現できます。

それぞれの要素を次のように変更します。

binary "name" {
  path = "exec"
}

以下のように変更します。

config {
  local {
    binary {
      name {
        path = "{{plugin `where` `exec` | js}}"
      }
    }
  }
}

実行ファイルの格納場所が分かっている場合は、パスを直接記述してもかまいません (正確に記述してください)。

binary 要素をすべて差し替える

従来、 image 要素は、設定の cloud セクション直下に配置していました。本バージョンでは、 config 要素内に指定する必要があります。以下のような場合、

image "name" {
  tag = "myimage:dev"
}

次のように書き換えます。

config {
  cloud {
    image {
      name {
        tag = "myimage:dev"
      }
    }
  }
}

他の要素を設定で変更する

binaryimage を追加したら、特別な処理が必要なものがあと 5 つ存在します。 nameversionjobeventlog です。これまで、他の要素は、key-value ストアに追加されていました。この要素は、 config/ 要素に追加し、該当する場所に応じて localcloud (またはその両方) を追加する必要があります。従来のバージョンでは local.pylocal に、 cloud.pycloud に読み込んでいました。この場合、テンプレートを調整する必要があるでしょう。

次のような場合、

website {
  root = "{{env `PROJECT_DIR` | js}}\\web"
}

以下のように変更します。

config {
  local {
    // website is only used in the local environment
    website {
      root = "{{env `PROJECT_DIR` | js}}\\web"
    }
  }
}