概要

Genvid MILE SDKを使って、主要なプラットフォームまたはご使用のプラットフォームで、大規模インタラクティブ・ライブ・イベント (Massively Interactive Live Events:MILE) を制作することができます。

特長:

  • Genvid MILE SDK は、Twitch、YouTube、またはカスタマイズした Web サイトなどで配信されるストリーム(コンテンツ/映像)に、インタラクティブなレイヤーを追加することができます。

  • Genvid MILE SDK はお使いのクラウドサービスプロバイダーがホストするサービスに|依存し、配信で使用するオーディオ、映像、ゲームデータを同期します。

  • Genvid MILE SDK は、これらのチャンネルでの配信内容に対して、データを駆使するのと同等にインタラクティブ要素を追加できるようにします。

Genvid MILE SDK は何をしますか?

Genvid SDKを使用することで、ゲームから送信されるオーディオとビデオを、一連のクラウドホストサービス (Genvid Cluster) を利用してライブ配信プラットフォームに送ることができます。同時に、サービスを利用して、同期したゲームデータを、視聴者のブラウザのインタラクティブレイヤーに表示させます。最後に、SDK は、各視聴者のブラウザから送られるインタラクティブイベントを、クラウドホストサービスを通してゲームに送ることができます。

Basic data flow

図 1 データの基本フロー

Genvid MILE SDK の使い方

Genvid MILE SDK を使用するには、まず視聴者クライアントと同質の映像をレンダリングするためにデザインされたゲームのビルドに統合します。その後、このクライアントをサーバーにデプロイし、Web サイトにストリームを掲載するか、あるいはストリーミングプラットフォーム (Twitch、YouTube など) を介して直接配信します。

続いて配信ストリームを使って視聴者のエクスペリエンスをデザインすると、自分のイベントのインタラクションを好きなだけ作れます。自分の配信の一番上に表示されるように作ったオーバーレイを通じてインタラクションを作るのです。

現在のバージョンは、開発者が管理する単一または限定数のストリームをサポートします。

Genvid MILE SDK で何ができますか?

Genvid MILE SDK をゲームに統合することで、視聴者向けに特別にデザインされた要素をゲーム配信コンテンツに追加することができます。また、イベントをゲームデータ/クライアントに送ることで、視聴者が視聴内容をコントロールしたり、ゲームに参加したりすることもできます。

たとえば、視聴者が視聴している相手、選択している映像を元に、プレーヤーのデータを表示する UI 要素を配信内容に追加して表示することができます。さらに、視聴者は様々なカメラアングルを選択してリストから選んだアクションや鳥瞰マップなどの好きな映像を見ることもできます。唯一の制限があるとすれば、送信するデータタイプ、オーバーレイをどんなデザインにするかなどで、皆さんの創作力にお任せします。