Genvid MILE SDK Unity アセット パッケージ

file:engine-integration/unity/genvid_sdk.unitypackage ファイルには、ゲームに Genvid MILE SDK を統合するために必要なものがすべて含まれています。もし、既に Genvid Unity Cube Sample を実行している場合は、Genvid Unity SDK Package は既にインストールされています。そうでない場合は、 Genvid Unity SDK Package を手動でインストールすることができます。

パッケージの内容

Genvid/SDK/Plugins/x86/genvid.dllGenvid/SDK/Plugins/x64/genvid.dll
Windows (32 ビットと 64 ビット) で利用可能な主要 ネイティブ DLL。Genvid サービスを統合するために必要な DLL です。
Genvid/SDK/Plugins/GenvidSDKCSharp.dll
ネイティブ SDK の C# ラッパーです。 genvid.dll と同じ機能があり、Unity スクリプトによって SDK を使用することができます。
Genvid/SDK/Plugins/x86/GenvidPlugin.dllGenvid/SDK/Plugins/x64/GenvidPlugin.dll
ビデオキャプチャ最適化のために、グラフィックデバイスへの直接アクセスを実現する Unity ネイティブ プラグイン (32 ビットと 64 ビット)です。 Genvid との統合は必須ではありませんが、Genvid SDK へのビデオ転送効率の向上を可能にします。
Genvid/SDK/Scripts/Genvid/SDK/Prefabs/

このフォルダに Genvid の統合を簡素化するスクリプトとプレハブが含まれています。cube サンプルで使用しますが必須ではありません。お使いのプロジェクトで置き換え可能です。

これらのプレハブとスクリプトについては、 Unity 用 Genvid MILE SDK プレハブ セクションで詳述します。

パッケージのビルド

重要

プラグインをビルドする前に:file:GenvidPlugin.dll をビルドする必要があります。Microsoft C++ Compiler をインストールしてください。

DLL をビルドするには、plugin オプションで package.py スクリプトを実行します。

py package.py plugin

パッケージソースは /engine-integration/unity 配下で利用可能です。DLL が構築できたら package.py スクリプトに sdk オプションを使用して、完全な Unity SDK のパッケージをビルドすることができます。

py package.py sdk

ビルト済みアセットパッケージ /engine-integration/unity/genvid_sdk.unitypackage も使用できます。

警告

Unity インストーラは、既定では C# ツールをのみインストールします。Unity パッケージを構成するには、C++ サポートを別途インストールする必要があります。

パッケージのインストール

Cube サンプルに含まれる unity.py スクリプトを使用して、プロジェクトにパッケージをインストールすることができます。スクリプトは /samples/cube/unity フォルダにあります。

py unity.py prepare

Unity プロジェクトに Genvid MILE SDK を手動で追加することもできます。

  1. Unity Editor でプロジェクトを開きます。

  2. Assets ‣ Import Package ‣ Custom Package を選択します。

  3. /engine-integration/unity フォルダの genvid_sdk.unitypackage をクリックします。