1.11.0 から 1.12.0 への更新。

genvid-bastion のインストール

genvid-bastion installgenvid-bastion reinstall コマンドは、2つの新しいオプションをサポートします。

--loadconfig
bastion にジョブとログをロード。
--update-global-tfvars
デフォルト実行せずにグローバル terraform 変数の値を更新。

どちらのオプションも新規インストールやアップグレード時に必要ですが、2 つ目のオプションは Cloud Deployment にのみ影響します。

Genvid Unity パッケージ

unity.py ビルドは Genvid プラグインをコンパイルしなくなりました。代わりに、プラグインはスクリプトがインポートする Genvid MILE SDK Unity アセット パッケージ の一部として利用可能になりました。プラグインのコンパイルには、 Unity Sample に含まれる package.py が利用できるようになりました。Unity のサンプルプロジェクト内の Genvid MILE SDK Unity アセット パッケージ のインストールには、スクリプト unity.py を使用してください。

Windows AMI

Windows AMI の TightVNC のインストールには、今回からデフォルトパスワード 1genvid6 が設定されています。 AMI の初期化 セクションで説明しているインストール手順の途中でパスワードの変更が可能です。

Docker SDK for Python 3.1 の新しい依存性要素

バージョン 2.0 からアップグレードで API へのいくつかの重大な変更があります。詳細は 重大な変更 を参照してください。

圧縮された Docker イメージの使用

Docker イメージを圧縮してサーバーにアップロードする機能を追加しました。以下は、お使いのプロジェクトに使用する場合の必要な変更についての簡単なガイドです。

  1. イメージのアーカイブを保存する際に、 compress=True パラメータを update_image() メソッドに追加してください。
  2. テンプレートを修正して、 load_image パラメータが、実際の image キーの .zip 拡張子の代わりに .docker を使用するようにします。例:
  config {
    image        = "{{key `genvid/images/web/tag`}}"
    load         = "{{key `genvid/images/web/image` | replaceAll `.zip` `.docker`}}"
    force_pull   = "{{ key `genvid/images/web/dirty` | parseBool }}"
    network_mode = "host"

    // {{ if keyOrDefault "genvid/code/logging/fluentd/enabled" "false" | parseBool }}
    logging {
      type = "fluentd"
      config {
        fluentd-address = "${NOMAD_IP_web}:24224"
        tag             = "${NOMAD_TASK_NAME}"
      }
    }
    // {{ end }}
  }

UE4 Genvid モジュール

Unreal Engine 4 Genvid モジュール 1.12.0 がバージョン 1.11.0 からの主な変更点です。

新しい Genvid モジュールでも以前のバージョンと互換性がありますが、コードは使用されなくなりました。

変更することなく 1.11.0 から1.12.0 に更新が可能ですが、新しいバージョンへの移行をお勧めします。

1.12.0 への アップグレード方法

説明事項

GenvidStreamer は、5 つの異なる class に分割されました。

次の新しいクラスが 2 つ追加されました。

参考

これらの class についての補足情報については、本セクションの ゲームの準備 を参照してください。

移行

  1. 必要な機能ごとに Blueprint class を作成する必要があります。

    ご用心

    GenvidSession と GenvidSessionManager は必須 class です。

    詳細は、Blueprint の図 を参照してください。

  2. 作成した各 class のパラメータ化。

    詳細については、 GenvidVideoGenvidAudioGenvidStreamsGenvidEvents 、および GenvidCommands を参照してください。

  3. GenvidSession に新規作成した class を設定。

  4. GenvidSessionManager に新規作成したGenvidSessionを設定。

  5. インスタンス化と GenvidSessionManager を初期化して終了する

  6. インスタンス化

この段階で、ビデオとオーディオをストリーム配信する準備が整います。

ストリーム、イベント、およびコマンドを宣言する方法については、 GenvidStreamsGenvidEvents 、および GenvidCommands を参照してください。