Genvid SDK 1.3.1

Genvid SDK 1.3.1へようこそ これはバグ修正リリースです。 1.3 のリリース詳細については、以前のリリースノートを参照してください。

バグ修正

  • [installer] インストーラが nomad url をダウンロードする際に表示されるエラーメッセージを修正。
  • [terraform] ゲームのカウント変数の terraform configuration 構成の不正な変数を修正。
  • [terraform] bootstrap が genvid サーバースクリプトで適切に設定されない問題を修正。
  • [terraform] terraform 設定のデフォルトバージョンを修正。
  • [js-api] 3-4 バイトの UTF-8 エンコード (最大 21 バイトのエンコード) を処理できるように、UTF8ToString メソッドを修正。 無効なエンコードが検出できないことがありました。
  • [engage] データストリームを Web エージに送信するために、デッドロック状態となり、leaf が停止する問題を修正。
  • [cloud] save-ami コマンドに terraform リージョンを使用し、ソース AMI --region の引数を copy-amirename-ami のコマンドに渡せます。

既知のバグ

このリリースでは一部のバグが未修正のまま残っていますが、まもなく修正する予定です。

Windows がスリープ状態から復帰後、アプリケーションが正常に動作しない。

Nomad は、それ自体も含み、スリープ中のジョブで問題が発生する場合があります。Nomad 側で修正される可能性は低いものの、プロダクション環境では発生しません。 そのための最良の回避策は、サービスを実行しているときに Windows をスリープ状態しないようにするか、あるいは単に tutorial.py reinstall でサービスを再起動することです (残念ながら、 tutorial.py restart では不十分です)。

手動で再スタートした後、YouTube のストリームが正しくリセットされない

サービスが停止して、その直後に再スタートした場合、YouTube のライブ配信サービスは、同一ライブ配信セッションであると判断します。ほとんどの場合は、これで問題ありませんが、サービスと実際の視聴との間に長い遅延が発生するために、直前のセッションが表示されてしまう可能性があります。 後のバージョンでは、新しいストリームを適切にリクエストする方法を実装する予定ですが、それまでは、YouTube ダッシュボードからストリームキーをリセットするか、サービスを再スタートする前に、しばらく (数分程度) 時間を空けるようにしてください。

オーディオがマイクの音声やループを無限にキャプチャする

ループバックデバイスでオーディオをキャプチャしているため、ゲームを実行しているマシンを通過するすべてのサウンドがキャプチャされます。これには、システムアラートやマイク入力だけでなく、Web ブラウザも含まれます。ゲームを実行しているマシンからゲームストリームを鑑賞した場合、最大 10 秒の徐々に音質が劣化 (ストリーミングのたびに圧縮がかかるため) するエコーがかかった状態で、ゲーム自体のオーディオをキャプチャしているのが確認できます。 推奨する解決策としては、オーディオを無効にする (設定ファイルの genvid.encode.input.silent = true) 方法、または、Web サイト監視に別のマシンを使用することです。 この問題は、ゲームをクラウド環境でデプロイした際には発生しません。

オーディオが同期しない

オーディオに若干同期のズレが発生する場合があります。この問題は、今後のリリースで修正予定です。それまでは、設定ファイルでビデオの遅延を設定することで、ビデオに遅延を追加してください。デフォルト値は genvid.encode.output.videodelay = "1250ms" (最後が ms で終わる文字列の形式) です。

シャットダウン後、AWS サーバーが正常に動作しない

サーバーを停止すると、パブリック IP アドレスが消失し、システムが新しいアドレスをうまく取得できなくなります。 cloud.py reinstall でサーバーを再インストールする必要がありますが、これには長い時間がかかります。 クラウド サポートの公式リリースで、この問題が解消できるよう開発を進めています。

Unity エディタがビデオキャプチャをサポートしない

スタックを実行中、Unity editor でアプリケーションを開始しようとした場合、問題が発生することがあります。アプリケーションが実行ファイルとして組み込まれている場合にのみ、スタックを実行するようにしてください。

Unity アプリケーションが早い段階で最前面でなくなると、短いハングが発生することがある

スタックを使用して Unity アプリケーションを実行中、スプラッシュ画面で別のウィンドウに切り替えると、数秒後に短時間のハングアップが発生することがあります。このハングアップは、マウスを動かすと解消されます。ビデオ、オーディオ、データのキャプチャには影響しません。この問題を避けるため、アプリケーション起動後 10 秒間は、ウィンドウを最前面にしておくことを推奨します。