Genvid オーディオ

GenvidAudio プレハブオブジェクトは、配信セッションに使用するゲームからのオーディオ キャプチャを定義します。1 つの GenvidSession が受け取ることができるのは、1 つの GenvidAudio だけです。このオブジェクトには、好みの方法でキャプチャを実行するために設定する必要のあるさまざまなプロパティが含まれています。

Genvid Audio inspector view
Stream Name
オーディオストリームの名前です。アプリケーションで使用される他のストリームに対して、一意の名前を使用してください。
Audio Format

キャプチャに使用するオーディオフォーマットです。選択可能なオプションは、 UnknownS16LEF32LE です。Audio Format プロパティは、Audio ModeUnity に設定されている場合のみ使用可能です。

  • Unknown は、サポートされたタイプではありません。
  • S16LE は、16-bit オーディオです。
  • F32LE は、32-bit オーディオです。
Audio Mode

オーディオキャプチャを実行するかどうか、および実行方法を指定します。選択可能なオプションは、 NoneWASAPIUnity です。

  • None は、オーディオキャプチャを実行しません。テストに役立つオプションです。
  • WASAPI は、アプリケーションを実行中のマシンからオーディオをキャプチャします。
  • Unity は、シーン内の AudioListener を使用してオーディオをキャプチャします。このモードは Genvid MILE SDK と一緒に使用することをお勧めします。

警告

WASAPI オーディオモードを使用すると、システムアラート、マイク入力、およびシステムからのその他のオーディオがキャプチャされます。

警告

60FPSで動作させる場合、そのフレームレートに応じたオーディオバッファーサイズを送信するために、プロジェクト設定でDSPバッファーサイズを 「Good latency」 に調整する必要があります。

注釈

ローカル環境と wasapi capture を使用してアプリケーションを開発する場合、ゲーム自体のオーディオストリームをキャプチャしてオーディオループが作成されます。設定で settings.encode.input.silenttrue (デフォルト設定) に指定することで回避できます。