Web サンプル

Cube Samples のいずれかを設定した後、ストリームを表示してゲームデータを使用するために、Genvid API を適切に呼び出すことができる Web サイトが必要です。また、ゲームと対話するためには、Genvid API を介して特定の呼び出しを行う必要があります。

Web サンプルは、 キューブサンプル から DirectXUnreal、または Unity にストリーム配信するための Web サイトを作成します。 Cluster UI Jobs のページにサービスとして表示されます。 CUBE SAMPLE リンクと CUBE ADMIN リンクが含まれています。

これらのリンクは、実行中の DirectX、Unreal、または Unity のサンプルをストリーミングする Web サイトにリダイレクトします。 CUBE SAMPLE リンクはユーザーとしてリダイレクトし、 CUBE ADMIN リンクは管理者としてリダイレクトします。

使用するためには、ビルドしてからロードする必要があります。

  1. /samples/cube/web ディレクトリに移動します。

  2. Web サイトを構築します。

    py web.py build
    
  3. Web サイトを読み込みます。

    py web.py load
    

ローカルクラスタでの SSL サポート

Web サンプルの読み込み時に、ローカルクラスタ用の自己署名 SSL 認証を生成することが可能になりました。HashiCorp Vault は Web サンプル のバックエンドで使われる認証を生成します。

以下のコマンドを使って、Web サンプルが見つけられる /samples/cube/web に認証を生成します。このコマンドは Cluster UI Jobs ページにも https リンクを作成します。

py web.py load --ssl

または

py web.py load -s

SSL 認証のみを生成するために以下のコマンドも使えます。

genvid-sdk generate-ssl

スタンドアロンモードでも YouTube などのストリーミングプラットフォームでも、embed_ssl を true に設定して SSL での埋め込みを可能にする新しい設定が hcl ファイルに含まれていることを確認してください。

config {
   embed_ssl {
      enabled = true
   }
}

警告

クラウドで SSL を使っている場合でも、ローカルクラスタで SSL を使っている場合でも、もし、embed_ssl キーを含む複数の hcl 設定ファイル (twitch.sample.hclyoutube.sample.hcl など) を読み込む必要がある場合は、必ずウェブサンプルの読み込み に読み込むようにしてください。そうしないと、embed_ssl キーに関連付けられた値を上書きしてしまう可能性があります。

ここでは、Web サンプルの作成方法を順を追って説明します。プロジェクトに役立つと思われるサンプルコードは、ご自由にご利用ください。