1.24.0 から 1.25.0 へのアップグレード

Studio がサービスになりました。

Studio がサンプルではなく、サービスのジョブの一部に変更されました。クラスタ UI でサービスのジョブを起動すると、他のサービスと一緒に StudioD が起動します。

Studio サービスはデフォルトでは無効化されています。有効化するオプションは Cluster UI 設定にあります。また、コンポジション機能とモニタ表示オプションも有効にする必要があります。

また、ローカルクラスタにロードする HCL ファイルを使用して、変更を行うこともできます。

genvid-sdk load-config myhclfile.hcl

またはクラウドクラスタ:

genvid-sdk -c $mycluster load-config myhclfile.hcl

設定ファイルのサンプルは Studio の解説書 にあります。

設定を読み込んだ後、

  1. Jobs ページに移動します。

  2. Start All をクリックします。

  3. Studio リンクが有効になるまで待ちます。

  4. Studio リンクをクリックして Studio UI を開きます。

Python のデフォルトバージョンが 3.8 になりました。

Genvid SDK で使用する Python のデフォルトバージョンが Python 3.8 になりました。バージョン 3.8 は 3.5 と同時にインストールすることも可能です。

ツールボックスは、Genvid SDK 1.25.0 の Python 3.5 と互換性があり、ローカルでの開発および AWS 環境で 3.5 を使用することができます。ただし、Azure 環境での作業にはバージョン 3.8 が必要になります。今後のリリースで必要になってくるため、3.8 に移行することをおすすめします。

py -3.5 を呼び出したり 3.5 の仮想環境を使用することで、Python 3.5 を使用することができます。

Python 3.5 の仮想環境を 3.8 にアップグレードするには、以下のコマンドを実行します。

py -3.8 venv --upgrade <venv folder>

ローカルドライブのクラスタがデフォルトで暗号化されるようになりました。

1.25.0 で作成した新しいクラスタは、デフォルトでローカルで暗号化されます。以前のバージョンからのアップグレード時にデータが失われないようにするには、 use_drive_encryptionfalse に設定してローカルドライブの暗号化を無効にする必要があります。 を参照してください。詳細は Terraform の設定 を参照してください。

AWS 変数名の変更

AWS クラスタ内の以下の Terraform の変数と出力の名前を変更しました。

iam_role_name_server -> server_instance_profile_name

iam_role_name_server -> game_instance_profile

影響を受けるモジュール

basic/basic_cluster

basic/basic_cluster_alb_ssl

basic/minimal_cluster

basic/minimal_cluster_alb_ssl

basic/minimal_setup_ami

basic/setup_ami

AWS クラスタ basic_cluster_alb_ssl から変数 private_subnetspublic_subnets を削除しました。

公開を目的としたものでないため、AWS クラスタ basic_cluster_alb_ssl から変数 private_subnetspublic_subnets を削除しました。 basic_cluster_alb_ssl の目的はシンプルで動作可能なクラスタを作成することです。

クラスタのサブネットを指定する必要がある場合には、クラスタ minimal_cluster_alb_ssl を使用してください。

UE4 プラグイン SubmitNotificationGenvidStreams から GenvidSession に移動。

通知はストリームではないため、 SubmitNotification 関数を GenvidStreams から GenvidSession に移動しました。これにより、ストリームと通知の設計上の誤解を避けることができます。

バージョン 1.25.0 以降、 GenvidStreams の中に SubmitNotification を使って新しいスクリプトを作成することができなくなりました。 GenvidStreams の関数を使用している現在のスクリプトは、そのまま機能します。

新しい仕様に対応するため、 GenvidSessionSubmitNotification を使用して新しいスクリプトを作成してください。