Encoding¶
ここでは RemoteGUI ツールで表示されるエンコード情報について詳しく説明します。
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Input Buffers¶
ソースフィルタ (src) ノードの Audio Buffer 、 Video Buffer フィールドには、フィルタ内のオーディオバッファとビデオバッファ関連の情報が表示されます。

このフィールドは、入力バッファに含まれるフレームの現在の数を表しています。バッファには通常、最大でも1つまたは2つのフレームが格納されています。それ以上のフレームが蓄積されている場合、そのフィルターが次のフィルターに出力するよりも速くフレームを受け取っていることを意味します。
入力フレームの詳細については、GVEncode のログを確認してください。下図のように、ログは Genvid Connection Library から提供されています。
このログでは、フレームをいくつ受信したか、どのセッションに関連付けられているか、どのストリームを経由しているか (ソースフィルターの場合はオーディオとビデオ) といった情報が継続的に更新されます。また、フレームの受信速度についても、 1 秒あたりのフレーム数や 1 秒あたりのメガバイト数で表された情報が記録されています。
Framerate Indicators¶
ソースバッファノードの Audio FPS I/O および Video FPS I/O フィールドには、現在の送受信フレームレートが表示されます。

左の欄には、オーディオとビデオの受信フレームレートが表示されています。右の欄には、フレームが次のフィルターにプッシュされる速度が表示されます。
さらに、入力フレームレートは GVEncode ログでもモニタリングすることができます。下の写真のように、ログは Genvid Connection Library から提供されています。

このログでは、フレームをいくつ受信したか、どのセッションに関連付けられているか、どのストリームを経由しているか (ソースフィルターの場合はオーディオとビデオ) といった情報が継続的に更新されます。また、フレームの受信速度についても、 1 秒あたりのフレーム数や 1 秒あたりのメガバイト数で表された情報が記録されています。
Timing Indicators¶
ソースノードの Audio Ingest 、 Video Ingest 、 Audio Time 、 Video Time フィールドには入力フレームのタイミング情報が表示されます。

Audio Ingest 、 Video Ingest フィールドには、ソースフィルターが受信したオーディオおよびビデオストリームの最初のフレームのタイムスタンプが表示されます。この情報は、 GVEncode ログでも確認可能です。 First received audio timestamp および First received video timestamp の最初のエントリを確認してください。このログでは、フレームのタイムスタンプと、そのフレームが受信されたローカルの GVEncode 時間を比較することもできます。
上記のタイムスタンプを、更新された Audio Time と Video Time フィールドと比較することができます。このフィールドには、ソースフィルターが受信した各ストリームの最後のフレームのタイムスタンプが表示されます。このエントリが更新されなくなった場合は、フィルタが入力を受信しなくなったことが考えられます。
最後に、オーディオとビデオの同期を評価するために、 A/V Delta フィールドに、最後に受信したオーディオフレームと最後に受信したビデオフレームのタイミングの違いがミリ秒単位で表示されます。通常、この差は 1 フレームの長さを超えることはありません。超過している場合、ストリームの品質に影響が出たり、ストリームの同期が取れなくなったりします。