genvid.toolbox.Backup

class genvid.toolbox.Backup

ベースクラス: object

バックアップアーカイブを作成し、そこからデータを復元するための API 。

この基本 class をサブクラス化して、データのバックアップと復元に異なる「戦略」を持たせるというものです。すべての戦略に互換性がある限り、この class のメソッドを使って、すべてを簡単にバックアップ/復元することができます。

name

バックアップされるサービスまたはエンティティの名前。

backup(archive: zipfile.ZipFile, obj)

対応する状態を ZIP アーカイブに保存します。

Backup をサブクラス化するオブジェクトが、復元に必要なデータをすべて ZIP アーカイブに入れます。

パラメータ:
  • archive – 復元データを格納する ZIP アーカイブ。
  • obj – 状態がバックアップされるオブジェクトのインスタンス。
restore(archive: zipfile.ZipFile, obj)

バックアップ ZIP アーカイブのバックアップデータから状態を復元する。

Backup をサブクラス化するオブジェクトは、 backup() で追加されたデータから、関連するすべての状態を復元できます。

パラメータ:
  • archive – 復元データを含む ZIP アーカイブ。
  • obj – 状態が復元されるオブジェクトのインスタンス。
static backup_all(strategies: typing.Iterable[ForwardRef('Backup')], path: str, obj)

複数の戦略を用いて状態を簡単にバックアップを行います。

パラメータ:
  • path – ZIP アーカイブの保存先パス (作成または上書きされます)。
  • obj – バックアップする状態を含むオブジェクトのインスタンス。

警告

パラメータとして渡される obj が、それぞれのバックアップ戦略に対応しているかどうか、各バックアップ戦略の解説書を参照することが重要です。さらに、診断を行うには、 obj にロガーが必要です。

static restore_all(strategies: typing.Iterable[ForwardRef('Backup')], path: str, obj)

複数の戦略を用いて簡単に状態を復元できるようにします。

パラメータ:
  • path – バックアップデータを含む ZIP アーカイブへのパス。
  • obj – 復元された状態を受け取るオブジェクトのインスタンス。

警告

パラメータとして渡される obj が、それぞれの復元戦略に対応しているかどうか、各バックアップ戦略の解説書を参照することが重要です。さらに、診断を行うには、 obj にロガーが必要です。

class backup.Backup

genvid.toolbox.Backup の実装